2015年山行報告  

地図を読むって楽しい!

堂 所 山

期日     9月26日(土) 曇
グレード    やや健脚向き・日帰りコース
係       望月 谷田部
参加者数   10名
参加者名  秋葉 我妻 川端 高橋 高橋 名児耶 練木 谷田部 

コースタイム  関場バス停8:45〜9:00→p528m10:23〜28→p611m三本松山11:13〜28→関場峠11:38→堂所山(昼食)12:10〜40→鞍骨沢左岸尾根13:00→陣馬街道14:25(解散)

 前日までの雨は上がったものの異常に蒸す天気の中、関場バス停に降り立ち、目指す尾根に向かって苔むす丸木橋を渡る。次のポイントの鉄塔まで細い急登をワンピッチ。送電線を利用して現在地確認。さらに進むと4〜5本のコナラに囲まれた窪みに大きな水溜まりが2つ。抜足り場にお邪魔したようだ。イノシシが角を磨いたのか同じ高さに樹皮がはがれ、たった今水浴びをしていたように泥が辺り一面にはねている。里山が緩衝帯となって彼らと共生できていると実感。
   その後、徐々にガスがかかる中、順番に所定のポイントを先読みしながら、現実の地形と照合を繰り返す。
 頂上手前では、「さあ壁が来るぞ、息を調えよう」と等高線を見ながら心の準備をする。昼食休憩後、折り返し往路との分岐はどこなのか、コースに課題が提示される。リーダーの意図で、敢えてナンバリングされていない間違いやすいポイントだ。藪に隠れている下るべき正しい尾根を、注意深く探し確保する。雑木を伝いながら急斜面を下って行くと、藪で林立する木膚に白いペンキのマーキングが我々を導くように連なるが、これは所有者の印であって、つられてはいけない。右に深い谷の出合いを確認し、なんとか鞍骨沢左岸尾根を正しく捕捉することができた。が、怪我を避けたいためか、まさに下る事に夢中になり過ぎて、足元ばかりに目を奪われ、鳥瞰に欠けていたと反省する。
 下りでは沢を踏み跡に見間違えたり、いつのまにかコースが思わぬ方向にずれる怖さを感じる。スタートで取り付きを探した折にリーダーから出された言葉を思い起こす。位置が不明になったり、地形がはっきりしない場合は、焦らず少し移動して情報を集める。残念なことに望月リーダーの地図読み山行は今回が最終回となる。
 一字一句聞き漏らさないよう張りつめていた集中力も限界にきた頃、木々の間から道路が見える。瀬音も聞こえてきた。「結果、帰れればいいんだよ」と宣うリーダーの至言で一同緊張の糸がほぐれる。ようやくゴールすると、予約していたかのようにバスが拾ってくれた。
 人と自然の恩恵に感謝しつつ安全登山の基本を学び、およそ5時間半の山行が無事終了した。   (コースタイムとも記 谷田部)

新ハイキング井の頭